2016.9.21 DENSHI JISION presents 「QOOLANDと化学反応」

  
 DENSHI JISION(デンシジション)という理系エンターテインメントバンドのライブ「QOOLANDと化学反応」を観ました。
 観終わった後、人間が酸性なのかアルカリ性なのか調べてしまうくらいよかったです(どっちなのかはわからなかった)。
 
 
 
 
 なんで良いと思ったのか、なんで好きと感じたのか、の分析をいわんや目指して。評論ではなく。
 
 
 ドラムコーラス"モエコ"にとにかく圧倒された。
 手数の多いドラミング、透明感溢れるコーラス、迫力あるドラムソロ、を笑顔でやる。それだけでも好きになってしまうのに、それだけでなく、スティックで天を差すわ(かっこいい)、フロアを差すわ(ドキッとする)、そのスティックを放ってしまうわ(びっくりする)。立つし(ドラマーって立たないと思ってた)、ポーズもとる(ドラマーって「みんなでポーズ」の「みんな」に入れないものだと思ってた)。
 
 そして、ステージ外にいるらしいTEAM DENSHIの仕事、2人の奔放な実演メンバーによるパフォーマンス(モエコさんの存在感あるドラミング、"DJ博士"によるマッドサイエンティストのような振る舞い、フロアを巻き込むダンスなど)がボーカルギター"ヨシダシゲル"のうたによってひとつのステージにまとまっていることに感心した。
 
 炎色反応のように次々と曲が繰り出され、必要以上のMCがなかったステージ。から一転して、白衣を脱ぎ「理系してる?」Tシャツで現れた彼らによる、親近感あるアンコール。共同研究者も呼んで締められたラスト。
 それらは、世界観が徹底されているテーマパークのように、気配りに富んだ旅館のように、心地よかった。(水分補給だけは大変そうだったけど。マジで)
 
 
  好きなドラマーが増えた、いいなと思うバンドが増えた、嬉しさ。それらは、下北沢GARAGEを後にする時の雨の冷たさにも、打ち負かされることはなかった。
 
 
 
 
 ちなみに、今回のライブは特典CDがもらえました。中身はQOOLANDがカバーした"リトマスティック・ラブ "とDENSHI JISIONがリミックスした"勝つまでが戦争"。貴重!
 
 DENSHI JISIONヨシダさんが「(かっこよくて)引く」と言っていたQOOLANDによる"リトマスティック・ラブ "は、確かに引くくらいかっこよかったです。DENSHI JISIONのセットリストでいちばん好みだった曲の、QOOLANDの曲にはない歌詞が平井さんによって歌い上げられ、QOOLANDサウンドで仕上げられていました。
 
 何回も聴いたことがある"勝つまでが戦争"も、DENSHI JISIONによって新しいものになっていて、面白かったです。無理やり何かに例えるなら「美味い素材はそのままでも調味料かけても美味い」みたいな…?
 
 いままでかなりの原曲派だったのですが、こういうのもいいなと思いました。