イマイマココニ

ワタシガイマシタ

どうしようもなく沈む夜の話

 

 今朝は、いつもの電車に間に合う程度の寝坊で始まった。

 

 少しだけ手を抜いてしまった報連相がトラブルを呼び、

 いつもより遅い帰り道、ヤクルトを買い忘れ、

 家に着いた日。食欲はなく、家事をする元気もない。

 

 昼休みに送ったLINEに、返信はまだ来ていない。

 いつもより丁寧でない表現が誤解を生んだのかもしれない。

 

 私を受け止める、人をだめにするやわらかいやつ。仰ぐ。

 マントルにまで到達しそうな沈み方。プラネタリウムの終盤のような。

 

 そんな夜は、早く寝て。今日を終わらせて、明日にしよう。