思い出せない単語の話
思い出せない単語を思い出そうとしていたら、気が付いたら夜が更けていた。
色々と便利になったこの時代に、忘れてしまったたったひとつの単語を思い出す方法がわからない。
わざと、締切にぎりぎり間に合うか間に合わないかくらいのときまで作業にとりかからないようにしてしまう症状のこと、何て言ったか…
それでも一緒にいたい人たちの話
コミュニケーション、それは、とてつもなく労力がかかるものだ。
バックボーンが似ていることは、意思疎通が上手くいくかを必ずしも左右しない。近しい人の言っていることが全然理解できないとき(それは、近しい人にとっては私の言っていることが全然理解できないときでもある)がある一方、思いもよらぬ人と意気投合することもある。
100のうち99を自分と同じように受け取る(奇跡的な)人がいたとしても、100全く同じに受け取り、かつ、同じように考え、反応するわけではないだろう。
伝わらなくて嫌になってしまいそうになるとき、業務上だけの関係であれば事務的に接することに専念したり、興味もないし利益もない関係だとしたらどちらかから離れてしまうこともできる。
でも自分が一緒にいたいと思う人に対しては、どんなに面倒でも、伝わるまで(あるいは、伝えなくてよくなるまで)、諦めずに工夫したり努力したりする必要がある。
コミュニケーションの労力を面倒だと思わずに(、思いながらでも)、関わっていきたいと思える人がいるのならば。私たちが持てる力は、その人たちに注ぐべきであると思う。
自分のナイトルーティンも分析してみた話
前回、自分のモーニングルーティン(平日)の現実と理想を比べてみて、目覚ましが鳴ったらすぐに目を覚ますことと目が覚めたらすぐにベッドから出ることが理想への第一歩であるとわかった。
そこで今回は、自分のナイトルーティン(早く帰れた時)の満足できる流れだった時と後悔しながら寝落ちすることになってしまった時を比べてみた。
【OKパターン】
買ってきたものを収納する
自炊、食器洗い
ご飯を食べる、テレビを観る
トイレ掃除、お風呂掃除、洗面台掃除、床掃除
スタジオかジムに行く
洗濯機を回す
ブログを書く
洗濯物を干す
歯を磨く、デンタルフロスする
お風呂に入る、保湿する、丁寧に髪を乾かす
寝室でアロマオイルをセットして寝る
【NGパターン】
買ってきたものでご飯を済ませる
テレビを観る
シャワーで済ませる、髪を乾かす
ブログを書く
リビングのソファーで漫画を読みながらうとうと
歯を磨き、寝室に移動して寝る
「起きる」という気合が必要な動作がない分、良い時と悪い時にそんなに差がないはずと思いきや、朝の乗らなければならない電車の時間のような明確なタイムリミットがないので、己の意志に左右されまくりである。
疲れ具合によっては早く寝ることを最優先すべき日もあるし、残業や予定が入って遅く帰る日もある。いろいろなことをやったから良い日だというわけではないが、やったほうがいいと確信していることをやれたかどうかは一日の満足度につながると思う。
老後生活でやりたいことリストの話
今週のお題「理想の老後」
老後あるいは今の仕事から離れた時にやりたいことのひとつに、世界一周クルーズがある。なぜそのタイミングかと言うと、今の仕事をしていると、そんなに休みがとれないからだ。
某クイズ番組の賞品でも有名な地中海クルーズの一般的な期間が1~2週間であるのに対し、世界一周クルーズは一般的に3か月から6か月かけて航海する。
費用は、地中海クルーズが20万円くらいから、世界一周クルーズが150万円くらいから。どちらも、上を見ればキリがないが、生活費が含まれていることを考えれば、貯金を頑張ってみる価値はあると思った。
叶えるためには具体化せよという本を読んだばかりなので、今の仕事をしながらでも行けそうなショートクルーズを探して、実際に乗ってみて、ロングクルーズを想像できるようになろうと思う。
特に、心配性な自分が大海にボン・ヴォヤージュできるのかという疑問がある。奄美大島に行った時、島という陸にいるにも関わらず、大海原に放り出されってしまったかのような孤独感を感じたくらいだ。
恐れをなしながら行くよりは、無理せずにリバークルーズもいいかもしれない。こちらは1~3週間、40万円くらいから行けるようである。
本来の目的を達成するために、余計なハードルは下げる話
休日の昼下がり、ノーメイクに適当なTシャツとジーパン、サンダルで近所のスーパーへ。前は、それができなかった。
「きちんとする」こと自体に囚われていた時期があったように思う。
食料調達が目的なのだから、普通の恰好をしていれば、何ら問題はないはずなのに。多少変な恰好になってしまっていても、通り過ぎる人が気にするのはきっと一瞬だ。
「ご近所でもきちんとメイクをしましょう!素敵な服を着ましょう!」と、どこにどんな出会いがあるかわからないのだからいつでも気を抜かずに生きることを鼓舞してくる雑誌もあるけれど、平日を乗り越えてやっと辿り着いた休日くらい気負わずにいたい。
スーパーで、知っている人に会ってしまった時は、少しだけ後悔したりもするけれど。
やっちまった時、どうするかの話
ひとり暮らしになってからはじめて、家の中でやつに出会ってしまった。台所のシンクで、置いてあったコップの影でカサカサしていた。茶色かった。
おそらく、やつを呼び寄せる要因が揃ってしまったのだろう。
久しぶりに涼しかったので、窓を開けたまま昼夜を過ごしたこと。忙しくて、洗い物を放置してしまっていたこと。もしかしたら、スタジオで床に置いていた鞄の中から。
出会い頭、すかさずゴキブリ超凍止ジェット除菌プラスを噴射。袋に入れてゴミ箱にポイ。(使った後で缶の説明をよく読んだら「行動停止剤であり、殺虫剤ではありません」と書いてあって、慌ててゴミ箱の中から袋を取り出して、念入りに潰してからもう一度捨てた。)(24時間捨てれるゴミ捨て場に憧れる。)
出会わないようにするのが最善だが、出会ってしまったのであれば、次の一手をその瞬間から考えるべきである。出会ってしまったことにくよくよしていても局面は悪化していく。
台所にブラックキャップを12個設置して、恐る恐る寝室に寝に行く。一匹いたら数十匹いるって言われているのが怖い。