イマイマココニ

ワタシガイマシタ

書きやすい文字数と話しやすい文字数の話

人が1分間に話す文字数は、300字前後である。

 職場の研修で、そんな話をきいた。

 

 その研修では3分間スピーチを練習する場面があったのだが、私は自然にやると2分強でまとめてしまいやすかった。少し無理をして3分話し続けるようにすると、間延び感がでてしまった。

 (現実では、伝えるという目的さえ果たされてしまえば、終話のタイミングはどの時点でもよいと思うが)与えられた課題をこなすという意味では、私の技術は不足していた。そんな私(や同じ状況の受講生)に講師が与えた助言が「900字がどれくらいの長さなのかをまず意識しよう」というものだった。

 

 その時すぐに思い浮かんだのが、毎日書いているこのブログである。

 このブログの記事は、600字前後であることが多い。300字と短い記事になることはあるが、900字にまでなることはあまりない。つまり私は、(読むのと話すのとでは速度が異なるとは思うが)いつもだいたい2分で読める記事を書いているということになる。

 そう、無意識に話をまとめる長さと記事をまとめる長さが文字数だと同じくらいなのだ。ということは、3分間スピーチを無理せずにできるようになるには、書く記事が自然と900字になるようになればよいのではないか。

 

 ブログの文字数を意識して書こうと思ったことはなかったが(これからも、書くことがもうないのに延ばしたりまだ書き足りないのに縮めたりはしないと思うが)、何記事かやってみるのもよいかもしれないと思った。

 ちなみにこの記事は、643文字である。